セレスチャル:文章には「実体のある悪属性ではないクリーチャー」に適用可能と記されているが、基本クリーチャーは生きていなくてはならない。このテンプレートはアンデッドや人造に適用することができない。しかしながら、これは来訪者に加えることができる。これにより、あるセレスチャルの部分と別のセレスチャルの部分を兼ね備えた ‐ 例えばアルコンとエラドリンの混血 ‐ クリーチャーを作りだすことが可能だ。
フィラル・クリーチャー Feral Creature:フィラル【野生】・クリーチャーはほとんど食肉獣であるが、【知力】を持つため人怪種別を得る。
フィーンディッシュ:文章には「実体のある善属性ではないクリーチャー」に適用可能と記されているが、基本クリーチャーは生きていなくてはならない。このテンプレートはアンデッドや人造に適用することができない。しかしながら、これは来訪者に加えることができる。これにより、部分的にデーモンにして部分的にデヴィルなクリーチャーを作りだすことが可能だ。
ゼラチナス Gelatinous:それらの形態は不安定であるが、ゼラチナス【粘体】・クリーチャーは不定形ではない。それらはそれぞれ独特の形態を有している。
ゴースト:重要な注釈は、テンプレートを適用して非実体/エーテル状態のアンデッドとなった場合、基本クリーチャーの持つ物理的攻撃に基づく特殊能力(基本的にすべての変則能力)は、エーテル状態のクリーチャー以外には効果を及ぼさなくなる点だ。例えば、ユアンティ・ゴーストは毒の影響を与えることができなくなる。超常能力と擬似呪文能力は、肉体的機能が必要でない限り通常に機能する。ブレス攻撃も機能しなくなるのだ。
ゴースト・ブルート Ghost Brute:上記ゴーストを参照。【野獣の亡霊】
ハーフセレスチャル:もし、どうにかして別のテンプレートを重ねることができたとしても、このテンプレートを得たクリーチャーはその翼を維持する。もしそのテンプレートが翼を与えるとしても、クリーチャーの翼の見た目はハーフセレスチャルのものとなる。セレスチャルと同じように、ハーフセレスチャルは来訪者に加えることができる。例えば、ハーフセレスチャル・エイザーを作り出すことができる。
ハーフドラゴン:もし別のテンプレートを重ねたとしても、このテンプレートを得たクリーチャーはその翼を維持する。このテンプレートをドラゴンに適用するなら、ハーフ・レッド/ブラック・ドラゴンのような混血種を生み出すことができる。クオータードラゴン・クオーターセレスチャル/フィーンディッシュの翼は来訪者の物が発現する。
ハーフフィーンディッシュ:もし、どうにかして別のテンプレートを重ねることができたとしても、このテンプレートを得たクリーチャーはその翼を維持する。もしそのテンプレートが翼を与えるとしても、クリーチャーの翼の見た目はハーフフィーンディッシュのものとなる。フィーンディッシュと同じように、ハーフフィーンディッシュは来訪者に加えることができる。例えば、ハーフフィーンディッシュ・ケイオスビーストを作り出すことができる。
インカーネイト・コンストラクト Incarnate Construct:これはストーン・ゴーレムのような人造を人型生物や巨人に変化させることを意図したとても特殊なテンプレートだ。このテンプレートの主要な目的は、ゴーレムをPCに変化させる方法を提供する点に尽きる。【人造の化身】
インセクタイル Insectile:特に注記はない。【蟲】
リッチ:キャラクターがリッチになったなら、すべてのヒット・ダイスをd12に変更しろ。クラスの別に関わらず、クラス・レベル合計に等しいd12を用いる。
ライカンスロープ:テンプレート・リストに並んだいくつかのテンプレート(セレスチャル、フィーンディッシュ、ゼラチナス、ゴースト、ゴースト・ブルート、ハーフセレスチャル、ハーフドラゴン、ハーフフィーンディッシュ、マルチヘッディド、スペクトラル、アンブラル)は、人型生物を含むいくつかのクリーチャー種別に適用できる。しかしながら、ライカンスロープは人型生物にのみ適用できる。もしテンプレートが基本クリーチャーの種別を人型生物以外の何かに変えたなら、そのテンプレートを持つランカンスロープは生まれついてのライカンスロープより悩むことになるだろう。例えば、ハーフドラゴンは獣化症に対して完全耐性を持つ。なぜなら、ライカンスロープ・テンプレートは竜種別クリーチャーには適用されないからだ。しかしながら、ライカンスロープとドラゴンは、ハーフドラゴン・ライカンスロープを作り出すことができる。他のいかなるテンプレートであっても、ライカンスロープに影響を与えるのは人型形態の部分のみだ。それが形態を変化させるとき、ライカンスロープはポリモーフ・セルフのルールに従う。
モンストラス・ビースト Monstrous Beast:このテンプレートは動物や蟲に、アンデッド、竜、マルチヘッディド程ではないにしても、人外の能力を与えてくれる! このような魔獣はD&Dゲームに非常に適切だ。【魔獣】
マルチヘッディド・クリーチャー Multiheaded Creature:もしあなたがこの追加テンプレートを加えるなら、クリーチャーは多くの頭部を得ることができる。
マミファイド Mummified:実体を持つアンデッドの中でも、マミーは【知力】を持つ数少ない個体だ。そのため彼らは生前の能力の多くを維持している。例えば、マミファイド・イーグルは翼を保持し、それを以って空を翔けることができる。
レプティリアン Reptilian:もし砂漠を主な居住地とするテンプレートと組み合わせるのなら、レプティリアンは水泳移動速度を失い、移動速度の半分に等しい地潜り速度を得る。もし寒冷地を主な居住地とするテンプレートと組み合わせるのなら、レプティリアンの出現環境はそちらに上書きされる。
スペクトラル Spectral:スペクトラル・クリーチャーはスペクターの落とし子と異なり人型生物のみを基本クリーチャーとするわけではない。彼らは自我を維持した非実体型アンデッドだ。上記ゴーストを参照。【幽霊】
シンバイオティック Symbiotic:このテンプレートを適用することで、寄生側の【知力】能力値が上昇することはあり得る。テンプレートの適用により、動物や植物、蟲といった、【知力】がおおよそ3未満である寄生側の【知力】が最低でも3になるからだ。ほとんどの場合、結果として生み出される異形は人型生物に比べてそれほど知性的にはならない。【共生】
トーリック Tauric:トーリック・クリーチャーの好例として挙げられるのはケンタウロスとドライダーである。彼らは独自の生態を持つ固有のモンスターである。あなた自身のトーリック・モンスターを作るなら、テンプレートのルールに従え。【半人半獣】
アンブラル Umbral:アンブラル・クリーチャーはシャドーの落とし子と異なり人型生物のみを基本クリーチャーとするわけではない。彼らは自我を維持した非実体型アンデッドだ。上記ゴーストを参照。【漆黒】
ヴァンパイア Vampire:キャラクターがヴァンパイアになったなら、すべてのヒット・ダイスをd12に変更しろ。クラスの別に関わらず、クラス・レベル合計に等しいd12を用いる。
ワイト Wight:マミーのようにワイトは実体を持つアンデッドだ。彼らは生前の特徴の多くを維持している。例えば、ワイト・トログロダイトは《悪臭》能力を維持する。
ウィングド Winged:特に注釈はない。【有翼】
レイス Wraith:レイス・クリーチャーはレイスの落とし子と異なり人型生物のみを基本クリーチャーとするわけではない。彼らは自我を維持した非実体型アンデッドだ。上記ゴーストを参照。
ユアンティ Yuan-ti:特に注釈はない。