D&D4版に関する自分的改変箇所2b

 最後書いてなかった。


 我々は4版の「プレイが重い」という問題に長く取り組んできた。
 前ターンのプレイヤーがアクション中に自分のターンのアクションを考えろ。ダイスを事前に用意しておけ。ダイスを一括でロールしろ。状態異常を分かりやすくしろ。等々・・・・。
 要は4版というハードを改変することなく、その運用(プレイヤーの練度)を改善することで重さを解消しようという試みだ。


 それが成功したか失敗だったかはともかく、5版はバッサリと簡単な改善を示した。

1ターンには移動と1アクションのみ。


 目から鱗が落ちるということはこういうことか。要するに、4版が重かったのはアクションが3つもあったから。ダメージを与えるアクションは標準のみとしても、移動・マイナー他のアクションを駆使する時間を考えれば、それは時間も掛かって当然というもの。単独モンスターであっても1桁ラウンド(概算7ラウンド程度)で削りきることはできるシステムだからな。


 そこで考えたのは


1ターン1パワー制
 要するに、パワーを使えるのは1ターン中に1つのみ。アクションは3つ(標準、移動、マイナー)与えられるが、そのうちパワーに費やせるのは1つ。あとは物を取り出したり拾ったり歩いたりに使用する。
 ただし「こいつにマーク!」で終わってしまうのは寂しいので、クラス特徴パワーは制限外として。

 たとえ結局同じだけのリアル時間を費やすとしても、自分のターンがすぐに回ってくるならプレイヤーの満足度は上がるとは思うんだよな。

 なお、モンスターに関してはこの制限外とする。