〈哀悼の拳〉解析編

  今回はブレイク・スルーとしてダメージ増加ルールを取り入れたチーム/標準ルールでの二面運用を行なった。
  以下、両者の経路、ダメージの経過について追跡してみる。


  詳細は書かないが、ある程度シナリオの構成を予想できる内容なので、プレイ予定のある人は読まないが吉 (^ω^).。oO(隠さないのが鯛足烏賊流
  ちょっと集計ミスがあるかもしれないけどそこは勘弁。
  なお、ブレイク・スルー隊は全員4eを数回プレイしているが、標準隊はプレイ回数が1回以下の初心者が2名いた。




第1技能チャレンジ
  これは両隊とも危なげなく成功に終わる。
  技能チャレンジの方向性が、事前に公開されていた技能全般を使用するものだったためと思われる。




第2技能チャレンジ
  これはブレイク・スルー隊は成功するも、標準隊は失敗する。
  ただしブレイク・スルー隊が6人であるのに対し標準隊は5名であり、必要技能が肉体系に偏っていたために失敗したものと思われる。


第0遭遇
  この遭遇は技能チャレンジに付随するもので、標準隊のみが経験した。

ラウンド ダメージ合計
ソードメイジ 14 14
パラディン 13 17 30
弓レンジャー 16 44 17 77
ウォーロード 0
ウィザード 78 78
時間経過 0:14 0:22 0:25
ダメージ合計 94 71 34 199

  内容的には危なげなく勝利。初心者の多い隊であった事からお試し戦闘として適当であった。
  ウィザードの大ダメージは酷い事をした証w




第1遭遇
  この遭遇は両隊が経験した。上はブレイク・スルー隊、下は標準隊のデータである。

ラウンド ダメージ合計
ファイター 5   84 5 14 108
ローグ 20     26 28 74
二斧レンジャー   39 15 24   78
弓レンジャー 18   39   37 94
ウォーロード 23   29 19 18 89
ウィザード 33       14 47
時間経過 0:25 0:45 1:00 1:10 1:25
ダメージ合計 99 39 167 74 111 490
                 
ラウンド ダメージ合計
ソードメイジ 10 24   15 17     66
パラディン 7 26 12 14 19 16 14 108
弓レンジャー 13 13   35   14 24 99
ウォーロード     25 37       62
ウィザード   64 14 26 55   24 183
時間経過 0:19 0:43 0:50 1:09 1:23 1:29 1:43
ダメージ合計 30 127 51 127 91 30 62 518

  両隊ともラウンド毎の経過時間がほぼ同じ点であるが、これはダメージ倍化をしていないため結果に差が生じなかったためと思われる。
  最終的な累計ダメージが異なるが、それはオーバー・キル・ダメージを出しているためである。
  黄色数字はクリティカル化を使用したラウンド。





第2遭遇
  この遭遇も両隊が経験した。赤色数字はダメージ倍化を使用したものである。

ラウンド ダメージ合計
ファイター   16 350 366
ローグ   42   42
二斧レンジャー   63   63
弓レンジャー   38   38
ウォーロード   33   33
ウィザード   34 12 46
時間経過 0:08 0:25 0:36
ダメージ合計   226 362 588
               
ラウンド ダメージ合計
ソードメイジ   9 19 53     81
パラディン   12 21 27 21   81
弓レンジャー   16   29 32 27 104
ウォーロード     53       53
ウィザード   8 7       15
時間経過 0:16 0:33 0:51 1:02 1:11 1:13
ダメージ合計   45 100 109 53 27 335

  ブレイク・スルー隊の時間経過が異様に早いが、これは強力なモンスター2体をファイターが瞬殺したためである。
  DMとしては、標準隊において某適正レベル無視モンスターが大活躍したので非常に満足できた戦いだった。




第3遭遇
  この遭遇は第2遭遇に引き続きブレイク・スルー隊のみが経験した。標準隊はそのまま大休憩に突入したため、この遭遇戦は経験しなかった。

ラウンド ダメージ合計
ファイター 200   7   207
ローグ 25   90   115
二斧レンジャー 19 45   65 129
弓レンジャー 30 30     60
ウォーロード       11 11
ウィザード 63       63
時間経過 0:23 0:29 0:44 0:52
ダメージ合計 337 75 97 76 585

  指揮モンスターの能力を生かすことなく部下が壊滅というのは悲しいお話…(つω;ˋ)




第3技能チャレンジ
  これはブレイク・スルー隊は成功し、財宝ユニットを入手した(ファイターのエクスキューショナーズ・アックス+3,ヴィシャス)
  しかし標準隊はこれに遭遇せず、第4遭遇に突入した。


第4遭遇
  この遭遇は技能チャレンジにより回避可能なもので、標準隊のみが遭遇した。

ラウンド ダメージ合計
ソードメイジ   51 24 55 43 19 22 16   230
パラディン 24 16 23 20   14     23 120
弓レンジャー   50 30 23 7 24 20 17   171
ウォーロード 12   27         10   49
ウィザード 53 16 12 39   8       128
時間経過 0:12 0:30 0:45 0:59 1:10 1:19 1:25 1:30 1:31
ダメージ合計 89 133 116 137 50 65 42 43 23 698

  背景モンスターであるが、ショットガン戦法を崩されて敗北。おのれウィザードめ!




第5遭遇
  この遭遇はブレイク・スルー隊のみが経験した。彼らにとっては2戦目であり、ブレイク・スルー機能が有効に働き始めた初戦であった。

ラウンド ダメージ合計
ファイター 160 11 16   186
ローグ 26 19     45
二斧レンジャー   57   17 74
弓レンジャー 28 51   26 105
ウォーロード   12     12
ウィザード   13     13
時間経過 0:28 0:46 0:53 0:55
ダメージ合計 214 163 16 43 436

  それほど強い遭遇でもなく、比較的短時間で掃討。




第6遭遇
  この遭遇は両隊とも交戦がなかった。ブレイク・スルー隊は敵の陣容を観て撤退を決意し、標準隊は遭遇自体しなかった。
  あとで陣容を伝えたところ残念がっていたよw




第7遭遇
  この最終遭遇は当然ながら両隊が勝利した。第6遭遇を回避したため、両隊とも同じ方向から突入した。

ラウンド 10 11 12 13 14 ダメージ合計
ファイター 285 95 24 404
ローグ   150   150
二斧レンジャー 12 57 18 87
弓レンジャー 64 19 21 104
ウォーロード   28 20 48
ウィザード 270 16   286
時間経過 0:23 0:35 0:38
ダメージ合計 631 365 83 1079
               
ラウンド 10 11 12 13 14 ダメージ合計
ソードメイジ 15 17     17 38 30 10 5 24 18   32 27 233
パラディン   30 15   23 19   52           27 166
弓レンジャー     28 22 9   26 17 67 2   22 10   203
ウォーロード     10                       10
ウィザード 58 10   14 37 9 37 34   31 15 13 18 13 289
時間経過 0:15 0:32 0:43 0:53 1:19 1:35 1:53 2:06 2:17 2:27 2:34 2:42 2:51 2:59
ダメージ合計 73 57 53 36 86 66 93 113 72 57 33 35 60 67 901

  ある意味ブレイク・スルーがもっとも生きた遭遇であり、標準隊はブレイク・スルー隊の約4倍の戦闘時間を必要とした。