敵について知れ Know Your Enemy

  2ちゃんねるの3eスレで知った (^ω^)


  『モンスター・マニュアル』登場のモンスターに関して、〈知識〉判定で入手可能な生態に関する情報集。
  『モンスター・マニュアル・シリーズ』でも後期の作品では設定されていたけどね (^ω^)

Part1 ビホルダー、ブリンク・ドッグ、ブレイ、クローカー
Part2 ディスプレイサー・ビースト、フロスト・ワーム、グール、ハーピー、ヘル・ハウンド
Part3 インヴィジブル・ストーカー、ラミア、メドゥサ、マインド・フレイア
Part4 スードゥドラゴン、ルモアハズ、ローパー、シャンブリング・マウント、スペクター
Part5 ミイラ、ナイトメア、オーガ・メイジ *1、アティアグ
Part6 スタージ、トリエント、アンバー・ハルク、ワイト
Part7 ウィ。・オ・ウィスプ、ウィンター・ウルフ、レイス、ワイヴァーン、ソックア
Part8 バーゲスト、グリック、ヴァルグイユ、アーサック
Part9 ブラック・ドラゴンブルー・ドラゴンブラス・ドラゴンブロンズ・ドラゴン
Part10 カッパー・ドラゴンゴールド・ドラゴングリーン・ドラゴン
Part11 レッド・ドラゴンシルヴァー・ドラゴンホワイト・ドラゴン
Part12 バーブド・デヴィル、ビアデッド・デヴィル、ボーン・デヴィル
Part13 チェイン・デヴィル、エリュヌス、ヘルキャット
Part14 ホーンド・デヴィル、アイス・デヴィル、インプ
Part15 レムレー、ピット・フィーンド
Part16 アドヴェスパ、アムニズゥ、マレブランケ・デヴィル

ルールの合間を覗き見すると A Peek Behind the Rules Curtain
  デザイナーはどのようにしてクリーチャーに関する知識判定難易度を決定したのだろうか?  以下はモンスター・マニュアル?の抜粋だ:
  略 〜 PHB77ページ左側上段参照
  一般的なルールとして、難易度15を判定結果が上回ることにより、クリーチャーの基本的な種別と副種別について、用語集で定義されている結果を得ることが出来る。 これにはしばしばエネルギー抵抗や様々の完全耐性についての情報も含まれる。 例えば、難易度15の知識(神秘学)判定に成功した場合、ドラゴンが高いヒット・ポイントを持つこと(12面体を使う)、セーヴがすべて良好であること、60フィートの暗視と夜目を持つことを明らかにする。 彼らは食べて、眠り、そして呼吸する。
  より高い難易度を達成することにより、個々のクリーチャーが持つダメージへの抵抗力や擬似呪文能力、完全耐性といった情報が明らかになる。


  ううむ、なんか知ってることばかりだぞ… ( ´・ω・`)




  ではしょうがないのでモンスター・マニュアルVを開く。7ページに〈知識〉について触れられている。

  モンスター・マニュアルVでは各モンスターの記載事項に〈知識〉判定表を添付する。 その〈知識〉は適切な〈知識〉判定を行なったキャラクターが得ることが出来る。 怪物を識別し、特殊能力や脆弱性といった情報を思い出す基礎難易度はモンスターの脅威度+10である (これはPHB77ページ〈知識〉技能からの変更だ)。 モンスター別の表を見ればわかるように、判定結果が難易度を5ポイント上回ることにより、別の情報を得ることが出来る。より高い難易度を達成することにより、個々のクリーチャーが持つダメージへの抵抗力や擬似呪文能力、完全耐性といった情報が明らかになる。
  上記のルールは個別のクリーチャーに対するものであり、より一般的な種別について判定することも出来る。 アダール・デーモン(MM5の)を例にする。 これは脅威度10のクリーチャーだ。これを識別するには難易度20の知識(次元界)判定の成功が必要だ。 しかしながら、ドレッチのような低脅威度(2)のデーモンもおり、これらは来訪者とタナーリの種別特徴を共有している。合理的に考えると、来訪者とタナーリの種別特徴を識別することは比較的容易な仕事であるといえる。
  一般的なルールとして、難易度15を判定結果が上回ることにより、クリーチャーの基本的な種別と副種別について、用語集で定義されている結果を得ることが出来る。 これにはしばしばエネルギー抵抗や様々の完全耐性についての情報も含まれる。 例えば、難易度15の知識(神秘学)判定に成功した場合、ドラゴンが高いヒット・ポイントを持つこと(12面体を使う)、セーヴがすべて良好であること、60フィートの暗視と夜目を持つことを明らかにする。 彼らは食べて、眠り、そして呼吸する。


  てえことらしいです。


  でも、各モンスターに専用の〈知識〉 判定表が与えられたなら、データ・ブロックを“読む”ためにはどうしたらいいんだろうね?
  そこの辺が、この新ルールでもDMに下駄を預けられっぱなしな点なんだが。




  ちなみに、私のところでは

  • HD+10:クリーチャーのデータ・ブロックのうち、特殊攻撃(攻撃オプション)、その他の特殊能力(特殊アクション)を除く項目について判明する。
  • HD+15:クリーチャーの特殊攻撃(攻撃オプション)が判明する。
  • HD+20:クリーチャーのその他の特殊能力(特殊アクション)が判明する。

でやってました。
  HD+20出したら、『MM読んでくれ』ってとこですね。隠してたってつまらないしね。


Monster Manual V: A D&D Supplement (Dungeons & Dragons)

Monster Manual V: A D&D Supplement (Dungeons & Dragons)

*1:オニ・メイジなのに…。誤解なのに… ( ´・ω・`)