フォース・カインド The Fourth Kind

  UFOモノ


  アラスカ州ノームで発生している不審事件をモキュメンタリー・タッチで描いた作品(モキュ〜?


  映画としては第4次接近遭遇を題材としている。
  つまり、異星人による拉致事件である(動物相手だとキャトル・ミューティレーションとか


  異星人が古代シュメール語を話していたりとか、自称が“神 GOD”だとか、一歩間違えばオカルトなお話しになるのだが、古代シュメールにしろしめした超存在がUFOの主であり同時に“神”であるというスタンスはありがちだが悪くない流れだ。トンデモだがなw
  作中では悪魔が“神”を騙ったという解釈もあるとしている。ありがちな作品では悪魔は自己顕示欲が強いのでたいてい自己紹介してくれるが、今作ではなし。悪魔は神を騙れないとする文献もあるし、まあいろいろ想像は膨らむ。




  私見ではあるが、解釈としては“神”は今なお世界を支配しているのだろう。
  例えばアラスカが妙な形で米領となっているのは、米国による“神”へ提供された実験場であるとか(アラスカ州ノームでの“実験”は数が多いらしい)、我々が主に電磁気的媒体を利用して生活しているのは“神”の意志にあるとか(カメラなどの電磁気的媒体を用いた撮影はいずれも画像が乱れて失敗している)、いわゆるUFO目撃情報は公的には虚偽として認知されている点などだ。
  まあ、興味深い作品ではある。


  ちなみに、私個人はUFOは虚偽か誤認の産物だと信じている。
  文化としての魔術の存在は認識しているがね。

製作総指揮 スコット・ニーマイヤー、ノーム・ウェイト、イオアナ・A・ミラー
製作 ポール・ブルックスジョー・カーナハン、テリー・リー・ロビンス
原案  
脚本 オラントゥンデ・オスサンミ
監督 オラントゥンデ・オスサンミ