A6.ティーイニッシュの洞窟/Tyeeinish's Cave

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 この広い洞窟には、ドーム形の天井を支える、岩の柱が立っている。壁には、蜘蛛の糸で満たされた窪みが、そこかしこに開いている。
 巨大な岩の柱の前に、蜘蛛のようなクリーチャーがいた。それは、全身血のように赤く、角のあるヒューマンの頭部をしていた。ヒューマンのような腕の先端には鉤爪があり、蝙蝠のような翼が生えている。それは「クックックッ」と自信ありげに笑っていた。


 これらの窪みは蜘蛛の棲処であるが、この洞窟の主たる住民が実際に休息を取るのはA7区画だ。ここはティーイニッシュ - アレイニアの支配者 - の宮廷だ。


 クリーチャー(遭遇レベル14):ティーイニッシュは強力かつ非凡な体格を備えたハーフフィーンド・強大化アレイニアで、9レベル・ソーサラーとしての呪文発動能力を持つ。彼はこの新たなるアレイニア集落を率いた直後からドラウへの忠誠を誓っている。
 蜘蛛の巣が張ったそれぞれの窪みには、ティーイニッシュ子飼いのフィーンディッシュ種モンストラス・スパイダーが6体隠れており、侵入者を迎え撃つ!

  • クリーチャーD1:ティーイニッシュ/Tyeeinish ×1体
  • クリーチャーC4:フィーンディッシュ種大型モンストラス・スパイダー ×6体


 戦略/Tacticsティーイニッシュは即座に蜘蛛を戦いに投入する。事前にPCの接近を把握していたなら、自身にメイジ・アーマー、ブルズ・ストレンクス、キャッツ・グレイス、ストーンスキンを発動する。彼は可能な限り多くのPCを巻き込んでフィアーのワンドを起動し、その後に(ライトニング・ボルトのような)呪文を選択する。石柱は遮蔽を与える。近接戦闘に入ったなら、ティーイニッシュは毒の噛みつきと鉤爪に頼むが、鉤爪の危険度を増すためにポイズン呪文を追加する。もしヒット・ポイントが半減したなら、ティーイニッシュは不可視化した後にA8区画のデーモンたちに警告すべく撤退する。