ダンジョン誌シナリオ 20080211 危難城の囚人 Prisoner of the Castle Perilous

 WEBダンジョン誌、2月はステファン・グレアによる冒険。
 僕たち *1 の期待の星、エーサラックが遂に帰ってきた! *2

 エーサラックは遥か昔に、勇猛果敢な冒険者により打ち破られた。そしてそれ以来彼は、滅び去った不滅者リストの高位に位置するようになった(あるいは呪われし者たちのリスト、見方によるが)。しかし、デミリッチの企みはそれだけではなかった。そして彼の被造物のひとつが、彼の暗黒の行いを続けるべく出現した。
 負のエネルギー界 ‐ 名状し難き暗黒界 ‐ において、この忘れられたエーサラックの同盟者は、その創造者の計画を遂行するべく顕現した。今PCはクリーチャーの要塞、空ろな次元界に浮かぶ危険な城に赴き、捕らえられた冒険者たちを救い出さなくてはならない。この古代モイルの失われた塔は負のエネルギー界に浮かび、善の勢力の攻撃を待ち受けている。


 参照書籍は『不浄なる暗黒の書』、『信仰大全』、『戦士大全』、『Fiend Folio』、『Libris Mortis』、『モンスター・マニュアル1〜3』、『Planar Handbook』、『呪文大辞典』だ。未訳があるけど、この辺はよく参照されるので、ある意味必須サプリなんだろうな。


 作者はステファン・S・グレア。フリー・ライターで、ドラゴン誌やダンジョン誌、パイゾ社、ゲーム・マスタリー・シリーズ、グッドマン・ゲーム社のダンジョン・クロール・クラシックスなどを手掛けている。彼は『恐怖の墓所 Tomb of Horrors』一のファンを自任しており、ゲイリー・ガイギャックスと彼の遺産に敬意を捧げている *3
 ああ、挑ませたい! *4


Tomb of Horrors

Tomb of Horrors

RETURN TO THE TOMB OF HORRORS (Adventure)

RETURN TO THE TOMB OF HORRORS (Adventure)

 『恐怖の墓所、再び』において、負のエネルギー界まで乗り込んだ冒険者によりデミリッチ・エーサラックは敗北している *5。200ページ超のAD&D2eシナリオなので、ちょっとミリ

*1:全世界推定666人ほどのイカレDM

*2:サプリの山で武装したクサレPCどもを大虐殺するために! そう、ただの虐殺ではない。大虐殺だ!!!w

*3:つまり超正統的なイカレ・デザイナーw

*4:DMしたいw

*5:『恐怖の墓所』のラスボスであるデミリッチ・コンストラクトとは違う本体