たった今気づいたこと:アイテムに対するダメージについての考察 *4

 呪文攻撃(ダメージ付き)を受けてセーヴに自動失敗(出目が1)した場合、アイテムがダメージを受ける可能性がある。
 たった今までこれは選択ルールであると思い込んでいたのだが、よく読んだらPHB175ページに書かれている基本ルールだったw
 セーヴで出目が1であった場合、PCの装備品目の中から該当するものから上位4位までを書き出す。

優先順位 スロット
盾スロット
鎧スロット(ローブ)
頭部スロット(ヘッドバンド、ハット、ヘルメット、フィラクタリー)
手持ちスロット(武器とかワンドとか)
肩スロット(クローク、ケープ、マントル
収納中の武器(背負ってたり鞘に入ってたり)。背負い袋はここで良いかも
腕スロット(ブレイサー、ブレスレット)
胴体スロット(ヴェスト、ヴェストメント、シャツ)
首・指輪スロット(アミュレット、ブローチ、メダリオン、ネックレス、ぺりアプト、スカラベ、指輪)
10 その他(レンズ、ゴーグル、ベルト、グラヴ、ガントレット、ブーツ、シューズ)

 たとえば、盾、鎧、剣、指輪、ベルトを装備している場合、上位4位は盾、鎧、剣、指輪になる。この中から1d4を行い、どれがダメージを受けたかを決定する。この場合、優先順位の低いベルトは絶対にダメージを受けることはない。


 ここでわかることは、ダメージ呪文の脅威を退けるため、あらかじめ優先順位の高いアイテムを装備しておくのは悪くないということだ。
 仮にウィザードなどの術者であっても、盾スロット *1 を埋めておくことで後半の指輪が壊れる可能性を低下させることができる。魔法のアイテムではない杖 *2 を携えるのもアリだろう。いざとなったらフリー・アクションで捨てればいいだけだ。非魔法アイテムとして『僕のキャラクターは金のブレスレット(腕スロット)と錦織の陣羽織(胴体スロット)を着けています』というのも可だ。必要な魔法のアイテムの代わりに壊れてくれるのであればなんでも良いだろう。


 ちなみにDMG210ページによると、装備中のアイテムは上記のように出目が1であった場合以外はダメージを受ける可能性がなく *3、魔法のアイテムにあっては物品として放置されていた場合でも、固有のセーヴ・ボーナス(2+アイテム術者レベル÷2)を持ち、単独でセーヴができる *4

アイテム種別 基本AC*5 硬度 HP 破壊難易度
ポーション/オイル 13 12
魔法の指輪 13 10 25
ロッド 10 10 27
巻物
スタッフ 10 24
ワンド 16
アイウーン・ストーン 24 10
中型用・金属製・軽い武器 11 10 *6 *7 *8
中型用・柄付・軽い武器 11
中型用・金属製・片手武器 10 10
中型用・柄付・片手武器 10
中型用・金属製・両手武器 10 10
中型用・柄付・両手武器 10
中型用・射出武器
中型用・鎧 10 素材次第 鎧ボーナス×5
中型用・バックラー 11 10
中型用・木製ライト・シールド 10
中型用・金属製ライト・シールド 10 10 10
中型用・木製ヘヴィ・シールド 15
中型用・金属製ヘヴィシールド 10 20
中型用・タワーシールド 20


 ああ、壊れるんだねぇ…。結構かんたんに…。しかし一般的なアイテムのヒット・ポイントはどれくらいなんだろ? 1〜5くらいあればいいのかね?


 別なナニが言いたいわけではないですよ? ちょっと勉強の成果を披露してみただけです。そんだけw

*1:ミスラル・バックラーなどで

*2:クォータースタッフ

*3:武器破壊は別

*4:脇に転がったりするのかねぇw

*5:停止状態では【敏】能力値0による−5ペナルティ、さらに−2の合計−7ペナルティをこうむる(PHB163ページ)

*6:武器/防具の場合、強化ボーナス毎に+2を得る

*7:武器/防具の場合、強化ボーナス毎に+10を得る

*8:武器/防具の破壊難易度ってどこに書いてあるんだろ?