ドラゴン誌#366の記事 20080829 ブラッドゴースト団 The Bloodghost Syndicate


  9体の生ける人造に裏切られて痛い目にあう集団ではないw

  すべてのゴブリンがダンジョンに潜むわけではない。何体かはやはり、路地の暗闇の目に付かないところに潜む。〈ブラッドゴースト団〉はバグベアの氏族であるが、マフィアのように暗黒街に巣食い、ありとあらゆる犯罪に手を染めている。彼らの世界に踏み込み、次回のD&D冒険に導入しろ。


  “ゴブリン”という単語は、深夜に農村を襲うキンキン声を発する人型生物の戦士を、正確な歩調で行軍するホブゴブリンの軍団を、森の奥で奇襲攻撃をかけようとする狡猾なバグベアを想起させるだろう。〈ブラッドゴースト団〉はそのような仕事も行っている。世界中の都市にある隠れ家で、それは恐喝や暗殺、強盗、たまに合法的な取引にも携わっている。底なしの欲望と抜け目のない狡猾さの結晶である〈ブラッドゴースト団〉は、ゴブリンの侵略から文明世界を守ると誓った人間の鼻先で犯罪帝国を作り上げた。


  作者はマイク・マールズ。D&D開発者の一人で、『シャドウフェルの砦』や『PHB2』を担当した。


  10レベル・バグベアのレイトス・ブラッドゴーストをはじめ、主要メンバー、団の来歴、都市での活動、冒険への導入、主な戦術、根拠地についての情報が掲載されている。
  暗黒街を登場させたいDMには良いヒントになるでしょう。


  ちなみに団の背後にはアスモデウスがいるとかいないとか…。