植埜さんのツイット *1 を読んでちょいと思いついたもの。
例題
モンスターらは堅固な防護陣を敷き、ダンジョンに侵入したPCを迎え撃とうと待ち構えている。
モンスターは自陣の弱点に魔法の危険要因を多数設置し、侵入困難な難所に作り変えた。
モンスターの不意を突こうと考えた冒険者らは、危険要因の多数配置された部屋を突破し、その柔らかい横腹に迫ろうとする。
成功:マップにモンスターを配置した後にPCを配置し、不意打ちラウンドを得る。
失敗:マップにPCを配置した後にモンスターを配置し、不意打ちを受ける。
技能チャレンジとして解決。
主要技能
- 〈魔法学〉:標準アクション、魔法の危険要因の働きを看破し、危険をやり過ごす。回数制限なし。難易度中
- 〈隠密〉:標準アクション、静寂の歩みは敵の感知を免れる。回数制限なし。難易度中
- 〈洞窟探検〉:標準アクション、自然洞窟の特徴を捉え、危険要因の死角を見抜く。成功回数2回まで。難易度高
副次技能
- 〈知覚〉:マイナー・アクション、危険要因の場所を見抜く。次の〈魔法学〉判定に+2。回数追加なし。難易度低
- 〈運動〉:移動アクション、確実な肉体能力は思い描いた歩みを確実なものとする。次の〈隠密〉判定に+2。回数追加なし。難易度低
- 〈はったり〉:即応・割込、あなたは仲間の失敗をごまかし、敵に気づかれないようにする。成功回数追加なし、失敗時は合計で2つ追加。難易度高
とかを考えた場合、こんなマップを印刷して展開する。
A点スタートなら複雑度5(要12回成功)になるし、B点やC点などスタートをずらせば複雑度を可変させることができる。
特別ルールの1として「斜め移動」を入れた。特定の難易度の高い技能に成功したなら、成功回数2つ追加を視覚的に表現したもの。この技能チャレンジの場合、〈洞窟探検〉に成功したらショートカットができる。
特別ルールの2は失敗打消し。誰かの失敗1つをリカバーできるようになれば、気楽にロールできるだろう。判定時間が延びるので冗長になりがちだが、1個くらいならいいでしょ。
脅威度をあげるなら、5人パーティを2人/3人で分け、スタート位置をBとCから始め、〈魔法学〉得意チームと〈隠密〉得意チームに分けてもおもしろいだろう (たぶん
*1:スキルチャレンジ以外の方法として、非戦闘的な課題解決に、戦闘と同じようなバトルグリッドを用いて表現できないものだろうか。