ドラゴン誌#365の記事 20080718 背景世界:コアミア Backdrop: Cormyr

  プロレス技ではない(枕詞


  興味がなくて放置していたちょっと前の記事なのだが、ちょっと覗いて見たらパラゴン・パスが載ってるじゃないですか。
  というわけで紹介。ちなみに無料だよぉ〜〜〜

  バックドロップ・シリーズがドラゴン誌に帰ってきた。今回はフォーゴトン・レルム世界の気高き国家コアミアを紹介する。レルムも4eに突入したことから、今現在の国家と周辺状況について知見を得ろ。 そしてこの記事には、この土地出身のPCが適用可能な2つの新たなコアミア専用パラゴン・パスと、プレイヤーが興味を持つ情報を満載している。

  コアミアは歴史があり、かつ活気ある王国である。 ここは野蛮な土地に勇気と勇猛、そして硬い決意により切り開かれた文明国だ。 この地の統治は定評高いが、それでも時々コアミアは国家安定のため難しい選択をしなければならなかった。 コアミアは影のネザリルとあいまいな境界を接し、また貪欲なセンビアとも接している。さらに危険なストーンランズやテュンランズ、嵐角山脈、雷山脈とも接している。
  このパープル・ドラゴンの土地はオバースカイア家の人間により14世紀ものあいだ支配されていた。その背後には強力なウォーメイジからなる魔法軍団と重武装の騎士団が控えていた。 大地とそこに住まう人々やクリーチャーのあいだには神秘的なつながりがある。それを理解しているものは少数にしか過ぎないが、それは明らかに本物の力だ。

  作者はブライアン・R・ジェームズ。4eのレルム担当官。



  中身は地域設定がいろいろ。まあいつものやつね。


  パラゴン・パスの1つ目はファイター用のドリーヴン・マローダー Draeven Marauder (ドリーヴの略奪者)。ドラゴン・コーストの住民で、コアミアの支配に反対している人々。
  特徴は

11 迅速なる襲撃者 Fleet Skirmisher アクション・ポイントで追加アクションを得た場合、アクション前に3マス・シフトできる。
11 精密なる略奪者 Marauder Precision スピアのクリティカル範囲が19-20になる。
16 肉薄の利点 Press the Advantage ブラッディード状態の敵にクリティカルした場合、フリー・アクションで隣接する敵に対して物理攻撃をかけることが出来る。

  パワーは

11 串刺し攻撃 Impaling Strike 遭遇毎 3[w]で、命中時、敵は次ターン終了時まで移動できなくなる。
12 有頂天の離脱 Exultant Withdrawal 遭遇毎 敵のHPを0以下にしたなら、フリー・アクションで3マス・シフトできる。
20 侮蔑の肉薄 Taunting Press 一日毎 4[w]で、遭遇終了まで隣接する目標を、攻撃前に1マスだけスライドさせることが出来る。


  パラゴン・パスの2つ目はクレリック用のラックブリンガー・オヴ・タイモーラ Luckbringer of Tymora (タイモーラの幸運をもたらす者)。タイモーラに仕える僧侶で、3eの信者用上級クラスに近いかと。
  特徴は

11 確率制御 Probability Control 遭遇毎に1回、d20ロールに関して2個振って良い方を使うことが出来る。
11 幸運の刃 Luck Blade ヘヴィー・ブレードを選択。それをパワー発動時の『道具』要素に出来る。
16 信仰の幸運 Divine Fortune あなたか5マス以内の味方の攻撃が失敗した場合、あなたはフリー・アクションでアクション・ポイントを消費すると、攻撃ロールを+2修正で再ロール出来る。

  パワーは

11 信仰の傾き Divine Tilt 遭遇毎 噴射5以内の味方は防御に+5を得、敵は防御に−5を得る。
12 幸運弾 Luckbolt 一日毎 噴射10以内の味方は+4修正でセーヴが出来る。
20 不吉な脆弱性 Inauspicious Vulnerability 遭遇毎 10マス以内の噴射2範囲内の敵は脆弱性を得る(セーヴ終了)。


  だんだん何かが現れてきたような気がする…。